共感の副作用

相手が持っているリンゴの味は
その人じゃないとわからない。

相手が感じている喜びも痛みも
その人じゃないとわからない。



だから人はそれを伝えるために
表情、言葉、身振り手振り、、、
などの手段を持っていて

相手はそれを読み取り、感じ、
同情したり
一緒に喜びを味わったりする。



共感。



それは素晴らしく
そして、神秘的。




だけど、だからこそ
ちょっとした言葉の使い方や
表現の方法の違いで
相手を怒らせたり
悲しませたりもしてしまう。


共感する力があるからこそ
うまく伝わることもあれば
ちょっとこじれて伝わることもある。


人間はよく苦しめられるけれど、
それは、ただの “副作用” なのだ。



だから
自分の気持ちが伝わらなかったり
相手のことがよくわからなかったり
コミュニケーションが
うまくいかないような時は

「そういうことだってある」
「副作用なのだから、仕方がない」


そう思って、受け入れたらいい。





そうしたらもう少し
いろいろなことが
ラクになれる気がして。



副作用にばかり囚われず
もっと共感できることに、
喜びを持てたら、いいな。










いしかわあやか