政治とむきあう



この国で「まっとうに政治が行われている」と
感じている人は、どのくらいいるだろうか。


政治に、私たちの生活を変える力があると
信じている人は、どのくらいいるだろうか。



政治家たちが、私たちの納める税金を
国を良くするために使ってくれていると
本気で思っている人はどのくらいいるだろうか。



どのくらい「国民のための政治」という言葉を
目にし、聞いてきただろうか。



「政治の話はむずかしい」といって避けられ
小説やドラマ、映画では、
「金と権力にまみれた政権」が写される。

どこかで、わたしたちは、
政治とはそういうもの、と
諦めてしまってはいないだろうか。




なぜこうなってしまったのだろう?





自分の生活にいっぱいいっぱいだから
政治のことを考える余裕なんて
ないんではなかろうか。



国に助けてもらわなくても
自分で生きていける、と
思っているからではなかろうか。



「政治」というものが
“難しいもの”と勝手に思い込んで
知ろうとしないのではなかろうか。





だから、いつまでたっても
私たちは変わらない。



高くなる一方の税金に文句をつけながら
さらに、必死で働かなきゃいけなくなる。



今みたいな緊急事態に陥っても
補償がもらえずに、明日への不安を抱える。



急な怪我や病気になっても
助けてくれるのは、家族と自分の貯金だけ。



自分の子供を、お金が理由で、
好きな道に進ませてあげられない。




自分たちで自分たちの首を
締めているだけ。

それにまだ、気づかない。
いや、気づこうとしていない。




にんげんって、
なんて、寂しい生き物なんだろう。







いしかわあやか